こんにちは。Nagiです。
「レンブってどんな果物?美味しいの?」
日本であまり聞かないレンブですが、
リンゴの半分ぐらいの大きさで、薄甘い香りがつきます。
サクサクかつジューシーな食感で、喉が渇くときに食べたい果物です。(皮も食べます)

台湾での有名な品種「黒真珠」、「黒金剛」、「甘風鈴」などがあります。
台湾では毎年約40万粒のレンブを生産しますが、
8~9割のレンブは台湾人が食べちゃいます。
言葉の近い、人口の多い中国には輸出していますが、他の国々にはほぼ輸出していません。
(認知度の低い国では売れません)

栄養健康成分
台湾の衛生福利部(日本の厚生労働省に相当)の資料によると、
レンブ(蓮霧)には食物纖維、ペクチン、水分、ビタミン C、B1、B2、カリウムなど栄養成分が含まれています。
1粒あたりに約0.9グラムの食物繊維があって、9割が水で、消化に非常にいいです。
ペクチンの成分もあるから、ダイエット、便秘の人にやさしい果物です。

ダイエットのために、昼御飯や晩御飯の前に一粒を食べて、満腹感を狙う人もいます。
また、糖質成分が少ないため、糖尿病の人にもやさしい果物といえます。
味・食感
レンブの味は薄甘くて、リンゴに近いです。
薄甘い香りて、「水分の多いリンゴ」のイメージです。
外がサクサク、中は水分を吸収する海綿質があってみずみずしい。
皮はリンゴより軟らかくて、そのまま食べます。(皮をむく人がいません)
喉が乾いたら食べたくなるジューシーな果物です。

産地
「こんないいものは何で今まで日本で見ないのか?」と調べたら、やはり天気です。
レンブは寒いのが苦手で、沖縄、台湾、東南アジアでしか栽培できません。
沖縄は規模が小さいため、日本全体に供給できません。
また、生産量の限界もあるため、品種の改良は台湾の方が積極的に行っているようです。

台湾では毎年約5万トン(約40万粒)を収穫できますが、
8~9割は台湾人が食べてしまいます。
できれば日本にも輸送してほしいですね。

品種
台湾で有名な品種3種類
「黒真珠」、
「黒金剛」、
「甘風鈴」があります。
黒真珠
実が小さく、黒に近い赤色で、光を反射することから「黒真珠」と名付けられました。

黒金剛
黒金剛の特徴は⬇⬇⬇です。
- 実が大きい
- 水分が多い
- 甘い
- 高級品で値段が高い
- ツヤツヤ

甘風鈴(ふうりん)
甘くて、風鈴🎐の形に似ている甘風鈴です。
産地は高雄(台湾南部の一番大きい都市)です。

シーズン・選び方
レンブはもともと夏(5~7月)の果物でしたが、雨で色も味も薄くなります。
台湾では開花の時期を調整して、今はほぼ1年中に食べられる果物です。
シーズンといえば、11月から3月です。

- 黒に近い赤色
- ツヤツヤ感がある
- 「へそ」が大きいほど甘い
- 斑点(ぶち)がない

食べ方・切り方
水で洗ってそのまま食べるか、好みのサイズに切って食べるかが普通です。
- スプーンでへその部分をとる
- スプーン(フルーツナイフ)でおしりの部分を少しとる(切る)
- お好みの大きさ(2等分・4等分・6等分)に切って完成!

手巻きサラダ
普通に食べるのもいいですが、
レンブはサクサクで、手巻きサラダにしてもたいへん美味しいです!
キュウリとの相性抜群!

- キュウリ(2~3本)
- レンブ(2~3個)
- アルファルファもやし
- のり
- マヨネーズ
買い方
ネットで検索したら、日本ではいま沖縄産のレンブしか買えません。
(品種は台湾と違います)
台湾のレンブは買えません。(´•̥ ω •̥` )
しかし、最近中国は台湾からの果物を禁止するようになっています。
パイナップルの次はバンレイシ(釈迦頭)とレンブ(蓮霧)か
— 東京台北人。Nagi。 (@NagiTaiwan) September 19, 2021
バンレイシは日本人の口に合わない可能性があるが、
レンブは日本に輸出してほしい!!!
中国、台湾産の果物2種類を輸入停止 パイナップルに続き政治圧力か(朝日新聞デジタル)#Yahooニュースhttps://t.co/hoDlTVGynz
政治的な理由で中国の人々が台湾の美味しいレンブが食べられないのが残念です。
できれば11月ごろに大量に日本に輸出してほしいですね!!

絶対に買います!
それでは、ザイジェン!
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