【夢の見つけ方】若い時の自分に教えてほしい!夢がない人におすすめ

人生哲学

自分には夢がない
「一体自分は何をやりたい?どんな人間になりたい?」と
あなたは悩んだことがありますか?

ひょっとしたら、
「夢は一つ固定的なもの・生まれた使命・天職のようなもの」と想像していませんか?

私が夢を探し続けてきて分かったのは、

夢は達成したい目標です」
大きくても小さくてもいいです」
「小さな夢を一つ達成したら、また次の夢を探せばいいです」
「最初から大きな夢(目標)を持つ人でも、夢を達成した瞬間、次の夢を探し始めます」

首相になる夢を持つ人は、首相になった瞬間、
「私の次の夢は?」と考えるでしょう。
(心がまだ若かったら)

Nagi
Nagi

次の夢が「再選」かも ( ̄ω ̄ * )

もし、今のあなたに大きな夢(目標)がなければ、

「目の前のミッションをこなしながら、新しい体験をする」ことをおすすめします。

カンタンにできる新しい体験
  • Youtubeで「探索」。見たことのないジャンルの動画を見る。
  • 読んだことのない種類の本を読む。
  • 今まで見ないテレビ番組を見てみる。


当時の私は読書とテレビ番組を見ることで夢を見つけました。


「大きな夢のない自分が失敗者」と考えていた私が、
本気に悩んでからスッキリになるまでの心境を文章にまとめました。

この文章で作文のコンテストで2位を取りました。

あなたの参考になれたらうれしいです。

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【文章】~夢を探す旅~

私には夢がない

自分が夢を持っていないことを意識し始めたのは、大学生の頃でした。

物心が付く頃から、テストで満点を取ること一位になることしか頭にありませんでした。

両親が導いてくれた「正しい」と思っていた道をしっかり歩いてきたつもりでした。


しかし、その状況は大学生のごろからどんどん変わってきました。

もともと私が電気工学学科を選んだ理由は

「電気系のエンジニアになればお金持ちになれるから」、

「電気工学学科は皆が一番憧れていて、一番入りにくい学科だから」などでした。

しかし、世の中の流れの変化とともに、
学科を選んだ理由はだんだん無くなってしまいました。

「一体自分は何をやりたい?どんな人間になりたい?」と自問自答してきました。

私の夢は日本に留学すること

大学三年生の夏休み、周りで話題になっていたのは、

アメリカの大学院に進学するのか、推薦入学でうちの大学院に進学するのか」ということでした。

敷かれたレールにそのまま従っていくのにうんざりしていた私にとって、
どちらもいい選択肢ではありませんでした。

ちょうどその頃、
友人から奨学金の情報を聞いたため、

私は即座に日本に留学することに決めました。

自分の意志で選んだ道だから失敗しないように、私は自分に厳しく振舞っていました。

五十音から初めて、2年間の勉強で日本語能力試験N1(最高レベル)に合格しました。

他人に迷惑をかけないように、研究計画の仕組みづくりや用語の調査・文献を読み漁ることも一人でやってきて、充実した毎日を過ごしていました。

しかし、自分がいくら努力していたとしても、運命のいたずらは避けられません

奨学金の試験を受ける半年前に、母の胃癌が再発してしまいました。

末期のステージ4。 5年間の生存率はたったの10%です。


その事実を知った私は、自分が悔いを残さないように、留学を諦めました



でも運命のいたずらはまだ終わっていませんでした。

諦めることを決心した4日後、母が亡くなってしまいました

まるで「諦めるのを止めてください」と私に言っているようでした。

夢を叶えるため

その時、私は兵役で軍隊に入り、幹部として勤めていました。

悲しさを感じる余裕がありませんでした。

毎日の睡眠時間は大体三、四時間で、

一日中何も食べていなくても、腹が減るのを感じられないぐらい忙しく過ごしていました。

もちろん試験や面接の準備をする暇もありませんでした。

奨学金の最終面接に行けることを知ったのも、当日の朝でした。

留学するため、本当にいろんなことを経験しました。

私にはやはり夢がない?

幸い奨学金に合格しました。

やっと日本に来て、たくさんの国の人たちと友達になって、桜を見て、

一旦落ち着いてきた頃、私はあることに気付きました。

留学の夢はもう叶いました。また振り出しに戻ってしまった


「自分は何のために日本に来たのか本当にやりたいことは何?」という質問が頭の中でぐるぐる回り始めました。

ただあれこれ考えるのが嫌だから、富士山に登ったこともありました。

でも立派な風景を見ても、ご来光を見ても、やはり答えは見つかりませんでした

2012年07月撮影

次の夢を見つけた

ある日、本屋で仕事と人生に関する本を読んで、だんだん心が落ち着いてきました。

人間は二十歳、三十歳、四十歳になっても、生き方を探している動物だ。

自分の生き方を探すのを止めた頃から、人の成長は止まった。

などの道理が分かったからです。


しかし、前より落ち着いてきても、やりたいことはやはり見付かっていませんでした。

偶然、「カンブリア宮殿」というテレビ番組で、

社員と社会の幸せを考えていて、会社を運営している」方、

塚越寛社長の物語を放送しているのを見ました。


今、台湾の政治界も産業界もそういうタイプのリーダーが少なくて、

皆息苦しく過ごしているので、

私はその社長さんにほれ込みました。


将来、こういう人間になりたい!」という気持が、心の底から湧いてきました。

その瞬間、夢を見つけることができて、本当にすっきりしました。

おすすめ書籍

塚越寛さんにほれ込んで、著書を購入しました。

「株主が第一ではない」
という日本ならではの経営理念で
私が衝撃を受けました。

但し、「年功序列は自然の秩序」のような内容もあり、
本の内容を取捨選択できる方におススメします。

夢の本質。夢を見つけるまでやるべきこと。

夢がないことで悩んでいるのは、

戦争や飢饉に苦しんでいる人たちにとってとても贅沢な悩みだが、

それを悩む先進国の若者は多いと思います。


構造的な問題だと思います。

しかしどうすればやりたいことや夢が見つけられるか、

学校の先生から教わりませんでした

たぶん先生たちも明確に答えられないでしょう。


今まで夢を探しているうちに、分かったことがあります。

それは

夢を見つけるため

責任を社会や先生や両親に押し付けるのではなく、

自分自身に取り戻すのが大事だ。

「やりたいことや夢を見つけるのは簡単ではなく、他人が力になるのも難しい。

そもそもやりたいことは年齢と経歴とともに変わり続けるものだ。

一番大事なのは、それを見つけるまで、

自分に悔いを残さないように、

目の前の任務をやり尽くすことだ。」

ということです。

最初は皆と違う道を歩みたいという反抗心から日本への留学を決めましたが、

振り返ってみると、悪い選択ではなかったようです。

夢を追い続ける

最後に「真夜中の幸福論」という本の言葉を引用して、

自分を励まし、夢を探し続け、成し遂げたいと思います。

正解だと思われる道を選択するのではなく、

選択した後に、

その道を正解に作り上げていくのです。

真夜中の幸福論

自分ができることの中で最善を尽くしても

いたずら好きな運命の女神は必ず結果に介在しているので、

最終的に何が出てくるかわからない

それでも、自分ができる範囲で最善を尽くすこと、

その末の結果をきちんと自分の「学びや成長」の材料に生かすこと。」

真夜中の幸福論
おすすめ書籍

「幸せ」について考え込んだ時期に、本書を購入しました。
引っ越しで本をなくしたため、引用された内容しか覚えていませんが、
勉強になった記憶はあります。

あとがき

PCのディスクを整理したら、数年前の自分が書いた文章を目にした。

30代の自分は生活でいっぱいで、夢を考えることを忘れていたが、

これからは10代、20代の自分のように、夢を探し続け、追い続けていきたい。

Nagi
Nagi

今の夢はFIREだ!

達成したらきっと次の夢が出てくるでしょう
( ̄ω ̄ * )

それでは、ザイジェン!




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